
皆様こんにちは!榎戸接骨院です。
鏡でご自身の横姿を見たとき、「なんだか腰が反りすぎているな」「お腹を引っ込めても、下腹だけぽっこり出ている気がする」と感じたことはありませんか?
それは、多くの場合、**「反り腰(そりごし)」**が原因かもしれません。反り腰は見た目の問題だけでなく、慢性的な腰痛や全身の不調を引き起こす、現代人にとって非常に厄介な姿勢の歪みです。
本日は、この反り腰について、そのメカニズム、なぜ放置してはいけないのか、そして当院が提案する根本改善のアプローチについて、詳しくお話しさせていただきます。
1. 反り腰とは何か?そのセルフチェック法
反り腰とは、医学的には**「骨盤が過度に前傾し、それに伴って腰椎(腰の骨)のカーブが強くなりすぎた状態」**を指します。
本来、腰椎は緩やかなS字カーブを描いて衝撃を吸収していますが、反り腰になるとこのカーブが極端に強くなり、腰に大きな負担がかかります。
【簡単!反り腰セルフチェック】
自宅で簡単に反り腰かどうかをチェックする方法があります。
壁を背にして、かかと、お尻、背中(肩甲骨)の3点を壁にぴったりつけます。
その状態で、壁と腰の間(最もくぼんでいる部分)に、手のひらを差し込みます。
正常な状態: 手のひらがギリギリ入る程度の隙間
反り腰の状態: 手のひらがスムーズに2枚以上入る、あるいは、こぶしが入りそうなほどの大きな隙間がある場合
大きな隙間がある場合、あなたは反り腰である可能性が高いです。
2. 反り腰の主な原因:姿勢の歪みと筋肉のアンバランス
反り腰は、特定の筋肉が働きすぎ、反対側の筋肉が弱くなりすぎているという、筋肉のアンバランスによって引き起こされます。
2-1. 骨盤の前傾を引き起こす「働きすぎ」の筋肉
反り腰の根本原因は、体の土台である骨盤が前傾してしまうことにあります。これを引き起こすのは、主に以下の筋肉の「硬さ」や「過剰な緊張」です。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋・大腿筋膜張筋など): 長時間のデスクワークや立ち仕事で常に緊張し、骨盤を下に引っ張り続けます。特にハイヒールを履く習慣がある方は、この緊張が強くなりやすいです。
腰を反らせる筋肉(脊柱起立筋、広背筋など): 姿勢を保とうとして過剰に働きすぎ、腰椎のカーブを強めてしまいます。これが腰の張りの原因となります。
2-2. 姿勢を支えきれない「弱すぎる」筋肉
骨盤の前傾を防ぎ、正しい姿勢をキープするために必要な筋肉が弱っていることも、反り腰を悪化させる大きな要因です。
腹筋群(特にインナーマッスル:腹横筋): 体幹をコルセットのように支えるインナーマッスルが弱いと、骨盤を後ろに引き戻す力が働かず、重力に負けて骨盤が前に倒れやすくなります。
お尻の筋肉(大臀筋): お尻の筋肉が弱ると、立ち姿勢や歩行時に骨盤の安定性が失われ、腰回りの筋肉が代わりに過剰に働き、反り腰を悪化させてしまいます。
太ももの裏の筋肉(ハムストリングス): この筋肉が硬い、あるいは弱いと、骨盤の傾きを調整できなくなります。
3. 反り腰を放っておくと起こる、様々な体の不調
反り腰は「見た目の問題」だけではありません。放置することで、体全体のバランスが崩れ、以下のような深刻な不調へと繋がります。
3-1. 慢性的な腰痛と坐骨神経痛のリスク上昇
反り腰になると、腰椎の前弯が強くなりすぎるため、椎間板や関節への圧力が集中します。これにより、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といったリスクが高まります。また、腰回りの筋肉が常に緊張しているため、慢性的な腰痛や、神経を圧迫することによる坐骨神経痛(お尻から足にかけての痛みやしびれ)を引き起こしやすくなります。
3-2. ぽっこりお腹とプロポーションの崩れ
反り腰の姿勢では、腹筋が緩み、内臓が本来あるべき位置から前に押し出されやすくなります。これが、**「ぽっこりお腹」**の主な原因の一つです。どれだけダイエットしてもお腹が引っ込まないと感じる方は、姿勢の改善が必要です。
3-3. 猫背・巻き肩への連鎖
反り腰(骨盤の前傾)を打ち消そうと、体は無意識のうちに胸を張ってバランスを取ろうとします。しかし、この代償作用により、背中が丸まり猫背になったり、肩が内側に巻く巻き肩を引き起こしたりと、全身の姿勢が複雑に崩れていきます。結果的に、首こりや肩こり、頭痛の原因にもなります。
3-4. 膝の痛みや足の不調
反り腰で骨盤が歪むと、股関節の向きが変わります。その影響は膝や足首にも伝わり、O脚やX脚を悪化させたり、歩行時の負担が増えることで膝の痛み(変形性膝関節症のリスク)を引き起こす可能性があります。
4. 榎戸接骨院が提案する反り腰の根本改善アプローチ
「私、反り腰かも?」と気になった方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。反り腰の改善は、単なるマッサージでは解決しません。**「歪みのリセット」「柔軟性の回復」「筋力の再教育」**の3つのステップが必要です。
STEP 1:歪みのリセット(骨盤矯正・姿勢改善治療)
まず、手技による骨盤矯正や姿勢改善治療で、過剰に前傾した骨盤をニュートラルな位置に戻し、腰椎への負担を軽減します。これがすべての施術の土台となります。
STEP 2:柔軟性の回復(筋膜ストレッチ)
次に、硬くなりすぎている太ももの前側の筋肉や腰を反らせる筋肉をターゲットに、**筋膜ストレッチ(筋膜リリース)**を行います。過緊張している筋肉を緩めることで、骨盤を後ろに引っ張る力を弱め、腰への負担を軽減します。
STEP 3:筋力の再教育(楽トレEMS)
最後に、弱っている腹筋群(インナーマッスル)とお尻の筋肉を強化し、正しい姿勢を維持する力をつけます。
当院の**「楽トレEMS」**は、自力では難しい深部のインナーマッスルを寝たまま効率的に鍛え、天然のコルセットを作り上げます。これにより、リセットした正しい姿勢を体がしっかりと記憶し、反り腰の再発を予防します。
5. 最後に
反り腰は、放置するほど全身の不調を連鎖的に引き起こします。特に女性にとっては、ボディラインの崩れにも直結する重大な問題です。
当院では、お一人おひとりの反り腰の原因を見極め、オーダーメイドの施術プランで根本改善を目指します。腰痛や姿勢の悪化でお悩みの方は、ぜひお気軽にご来院ください。
ご予約はこちらからhttps://td-group.jp/enokido/about/webyoyaku.html
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