
皆様こんにちは!榎戸接骨院です。
「まっすぐ立っているつもりなのに、膝の間だけが開いてしまう」 「スカートを履くとき、脚のラインが気になってしまう」 「最近、歩くときに膝の内側が痛むようになってきた」
O脚(内反膝)は、このような見た目に関するお悩みだけでなく、将来の膝の痛みや全身の不調に繋がる、体の歪みのサインです。日本人には比較的多いと言われますが、「体質だから仕方ない」と放置してしまうと、その後の生活の質(QOL)を大きく低下させてしまう可能性があります。
本日は、O脚が起こるメカニズム、その深層にある原因、そして当院が提案する骨格矯正と筋肉強化による根本的な改善アプローチについて、詳しくお話しさせていただきます。
1. O脚(内反膝)とは何か?そしてセルフチェック
O脚とは、正式には内反膝(ないはんしつ)と呼ばれ、まっすぐ立った時や、かかとを揃えて立った時に両膝の間が開いてしまう状態を指します。
これは、単に膝が外を向いているのではなく、**「股関節が内側にねじれている(内旋)し、それによって膝から下の骨が外側にズレている」**という、複雑な関節の連鎖によって引き起こされています。
【簡単!O脚セルフチェック】
以下のすべてに当てはまる方は、O脚が進行している可能性があります。
かかととつま先を揃えて立ったとき、両膝がくっつかない。
鏡を見たとき、太ももの付け根が前に出ている(内股傾向)。
座っているとき、無意識に膝が開いてしまう。
歩くとき、靴底の外側ばかりが極端にすり減る。
2. O脚を引き起こす深層原因:歪みと筋肉のアンバランス
O脚の原因は膝そのものにあるのではなく、体の土台である骨盤や、姿勢を支える筋肉のバランスの崩れにあります。
2-1. 骨盤の歪みと股関節のねじれ
O脚の根源は、骨盤の歪みにあります。特に以下の歪みが、股関節を内側にねじり、O脚を誘発します。
骨盤の前傾・後傾: デスクワークや反り腰により骨盤が前に傾いたり、猫背により後ろに傾いたりすることで、股関節の正しい位置が失われます。
骨盤の回旋(ねじれ): 横座りや片足重心の癖により、骨盤がねじれ、股関節も内側へ内旋します。股関節が内側を向くと、それに連動して膝も外側へ開かざるを得なくなり、O脚が完成します。
2-2. 筋肉のアンバランス:内転筋・大臀筋の弱化
O脚の最大の特徴は、**「使うべき筋肉が弱り、使わなくていい筋肉が硬くなっている」**というアンバランスです。
弱くなっている筋肉(サボり筋):
内ももの筋肉(内転筋): 膝を締める役割がありますが、運動不足や不良姿勢で最もサボりやすく、O脚を悪化させます。
お尻の筋肉(大臀筋): 骨盤を安定させ、股関節を正しく動かすための重要な筋肉ですが、座りっぱなしで機能が低下します。
硬くなっている筋肉(働きすぎ筋):
太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋など): 内側の筋肉がサボる分、外側の筋肉が過剰に緊張し、O脚の形をガチガチに固定してしまいます。
2-3. 日常の不良姿勢・生活習慣
無意識の生活習慣が、毎日少しずつO脚を悪化させています。
ぺたんこ座り(アヒル座り): 股関節を極度に内旋させ、骨盤を広げる最悪の座り方です。
片足重心: 骨盤を左右非対称に歪ませ、特定の股関節にねじれを集中させます。
猫背や反り腰: 不良姿勢による重心の変化は、体全体のバランスを取るため、膝や足首の関節に余計な負荷をかけ、O脚を悪化させます。
3. O脚を放置する重大なリスク
O脚は単に「見た目の問題」として捉えられがちですが、放置すると以下のような深刻な健康リスクを引き起こします。
3-1. 変形性膝関節症のリスク増大
O脚の最も大きなリスクは、膝の痛みと変形です。
O脚の状態では、歩行時や立つ動作の際、体重による負荷が膝関節の**「内側」**に極端に集中します。これにより、膝の内側の軟骨がすり減りやすくなり、変形性膝関節症を若いうちから発症するリスクが格段に高まります。一度すり減った軟骨は元に戻りません。
3-2. 全身の連鎖痛(腰痛・股関節痛)
O脚は骨盤の歪みからきているため、その歪みは上半身に連鎖します。
股関節痛: 股関節が常に内側にねじれた状態にあるため、股関節周りの筋肉や関節包に炎症が起きやすくなります。
腰痛: 骨盤の傾きが原因で、腰椎(腰の骨)に常に不自然な負荷がかかり続け、慢性的な腰痛の原因となります。
3-3. 代謝と美容への悪影響
O脚は、下半身の血行不良を引き起こします。
むくみ・冷え: 膝が曲がっている状態では、リンパや血液の流れが滞りやすくなり、下半身のむくみや冷えを悪化させます。
つまずきやすさ: 股関節が正しく使えないため、足が上がりにくくなり、つまずきやすさや不安定な歩行に繋がります。
4. 榎戸接骨院のO脚根本改善アプローチ
O脚の改善には、**「歪みのリセット」と「正しい筋肉の再教育」**の両輪が必要です。当院では、お一人おひとりのO脚の原因を見極め、以下の複合的な施術で効果的な改善を目指します。
STEP 1:個別の原因見極めと矯正施術
まず、丁寧なカウンセリングと検査で、O脚の原因が「骨盤の前傾」にあるのか、「股関節のねじれ」にあるのか、「足首の歪み」にあるのかを特定します。
骨盤矯正・股関節調整: 歪んだ骨盤と、内側にねじれている股関節を正しい位置に戻します。これにより、膝関節にかかる過剰な負荷をリセットします。
STEP 2:筋膜ストレッチによる柔軟性の回復
O脚を固定している太ももの外側や股関節前面の硬い筋肉を、**筋膜ストレッチ(筋膜リリース)**で徹底的に緩めます。これにより、内転筋や大臀筋が働きやすい柔軟な状態を作り出します。
STEP 3:運動指導と筋力強化
矯正で正しい位置に戻しても、弱った筋肉を強化しなければすぐに元に戻ってしまいます。
内転筋・大臀筋の強化指導: 施術と合わせて、ご自宅で簡単にできる内ももの筋肉(内転筋)やお尻の筋肉(大臀筋)の強化運動を指導します。
姿勢・歩行指導: ぺたんこ座りや片足重心といった日常の癖を改善するための意識付けと、正しい歩行方法をご指導し、再発を予防します。
O脚の改善は見た目の美しさだけでなく、将来の膝の健康を守るための大切な予防策です。
長年の癖や歪みで固定化されたO脚でお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。体のプロが、個々の原因を見極め、最適な改善への道をサポートさせていただきます。
ご予約はこちらからhttps://td-group.jp/enokido/about/webyoyaku.html
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